予選開催御礼とアジア地区大会への選抜

2016年度のACM-ICPC 国内インターネット予選は、93大学・学校から384チームの参加をいただき、6月24日(金)に実施し、無事終了いたしました。ご参加いただいたチームの皆様をはじめ、各大学・学校の監督の先生方、審判団、実行支援チーム(ICPC secretaries)、実行委員会、その他多くの皆さまに大変お世話になりました。厚くお礼申し上げます。

1。表彰

予選の結果で、参加チームの上位8%のチームは、Director’s Awardを授与し、表彰することといたしました。今回は384チームの参加ですから、上位30チームを表彰することになりました.該当のチームの皆様はおめでとうございます。(順位表の表示を参照してください。)

2。アジア地区大会への選抜チーム

10/15-16のアジア地区大会への選抜するチームは、ICPC 運営委員会が定めた選抜ルールに基づき,以下のように決定しました。

  1. 手順1:33チーム順位表で「A」と記載。
  2. 手順2 (池部記念奨励枠): 1チーム順位表で「B」と記載。
  3. 手順3(実行委員会推薦枠): 4チーム、以下に選抜したチームと理由を記載します。まず、例年通り、実行委員会が自由に決定する2枠は次の2チームを選抜しました。
    • 6位 catsatmat (The University of Tokyo); 手順1、2で選抜されたなかったチームの最上位。
    • 49位 prinding–purantei– (University of Tsukuba); ホスト校のチームで手順1、2で選抜されなかったチームの最上位。

    手順2(池部記念奨励枠)からの選抜は3チームを予定していましたが、今年度は手順2の条件を満たすチームが1チームのみでした。そこで、手順3では、この条件に準じる条件を満たすチームとして、次の2チームを選抜しました。

    • 48位 ProconTrick (Kanagawa Institute of Technology)
    • 56位 teamFJ (Kanazawa Technical College)

選抜されたチームの皆様はおめでとうございます。アジア大会までに、さらに腕を磨いて、より高いレベルのコンテストとしていただくことを願っています。

アジア大会は枠数に制限があり、また、同一大学・学校による制限もあるため、優秀な成績をおさめたチームでありながら上記の選抜枠にはいらなかったチームもあります。それらのチームの方も、国内最大規模のプログラミングコンテストに参加して全力を尽くしたことを誇りとして、来年以降のICPCや新たな場所で、更に活躍されることをお祈りします。

2016.10.09追記(実行委員長 亀山幸義): 海外からの参加について、各国に呼びかけを行い、次の6チームが参加することとなりました。

  • HIT_Viewer (Harbin Institute of Technology)
  • NCTU_Railgun (National Chiao Tung University)
  • Pedestrian5 (National Taipei University of Technology)
  • \OAO/ (National Taiwan University)
  • Crawl (Peking University)
  • New Meta (Shanghai Jiao Tong University)

今年も、2016年5月の世界大会で2位にはいった上海交通大学など強豪校が参加してくれます。日本の精鋭38大学と切磋琢磨して、つくば大会を盛り上げてもらえればと思っています。

2016.10.09追記(実行委員長 亀山幸義)
海外からの参加数が、最終的に予定していた7枠に達しなかったため、国内チームから1チームを追加選抜することとしました。これについては、アジア地区大会の実施時期までの期間が短いため、成績のほかに実施運用面を考慮し、国内予選59位のprogLESS (University of Tsukuba) を選定しました。