Concours de Programmation Comtemporaine Interuniversitaire (CPCI)
というプログラミングコンテストは, ICPC と似た方法で審判する.
二つの異なる入力に対する正しい解答を提出しなければ,正答として受理されない.
提出それぞれには解答を生成したプログラムを添付する.
二つの提出が正しい解答と認められるには,両者の出力が正しいことに加え,
添付したプログラムが完全に同じものでなくてはならない.
ところが,2 回の提出で異なる入力を処理しようとして,
入力ファイル名を表す文字列定数一つだけを変更したプログラムを
2 回目に提出してしまう参加者が後を絶たない.
このような惜しい提出に対しては,
特別なエラーメッセージを表示して,
参加者に問題点を伝わりやすくするのがよいかもしれないと CPCI の主催者は考えている.
このような惜しい提出を検出するのがあなたの仕事である.
入力は高々 100 個のデータセットからなる.
各データセットは次の形式で表される.
s1
s2
s1 と s2 はそれぞれ
1 行に書かれた長さ 1 以上 200 以下の文字列であり,
1 番目と 2 番目の提出プログラムを表している.
プログラムは,英小文字 (a, b, ..., z),英大文字 (A, B, ..., Z),数字 (0, 1, ..., 9),二重引用符 ("),およびセミコロン (;) からなり,二重引用符が含まれる場合は,必ず偶数個含まれる.
入力の終わりは ‘.’(ピリオド)一つのみからなる行で表される.
各データセットについて,判定結果を 1 行に出力せよ.
与えられた二つのプログラムが完全に等しければ IDENTICAL と出力せよ.
二つのプログラム中の対応する文字列定数一つだけが異なるならば
CLOSE と出力せよ.
それ以外の場合,DIFFERENT と出力せよ.
文字列定数とは,奇数番目の二重引用符とその次の二重引用符の間の(空でありうる)文字の並びである.