来るACM-ICPCアジア地区予選東京大会に参加するみなさまに向けて、協賛していただいた企業の方々からいただいた応援メッセージを掲載します。
メッセージ一覧(掲載順): 株式会社ソフトフロント、株式会社エム・ソフト、IBM、グリー株式会社、株式会社フィックスターズ
こんにちは。フィックスターズのリードエンジニア、田中です。フィックスターズは、高度なソフトウェア技術力を活かして、「金融」「医療」「産業」「デジタルメディア」など様々な分野のお客様のビジネスを加速するソリューションを提供しています。そんな当社は、エンジニアが社員の9割を占め、エンジニアが中心の企業文化が根付いています。コンパイラ・仮想マシンをさらっと作ってしまうようなソフトウェアエンジニアやカーネルハッカーはもちろん、 元半導体設計者から、各種アルゴリズム開発者まで多様なバックグランドを持った優秀なエンジニアが多数在籍しており、 技術に貪欲な仲間たちが切磋琢磨し、エンジニアとして高度な実力を磨くことができる環境です。
業務とは別に、有志の社員が集まって、毎年、社内でプログラミングコンテストを開催したり、機械学習、画像処理、アルゴリズムなどの様々なテーマで勉強会を定期的に開いています。また、社外のプログラミングコンテストへの参加も奨励されていて、私自身、TopCoderなどにときどき参加しています。今年は、社内のメンバーと箱根の旅館でプログラミング合宿も行いました。
ICPCに参加される選手の皆さん、今まさに最後の準備をされている頃かと思いますが、皆さんがこれまでの努力の成果を出しきれるよう、心から応援しています。
大会当日、皆さんとお会いできること楽しみにしています!
リードエンジニア 田中 伸明
グリーのエンジニアの田畠です。グリーは日本のモバイルインターネットサービスを牽引する企業として、ソーシャルゲームを初めとした様々なサービスをユーザに届けています。大規模なサービスを支えるために、ゲーム開発/インフラ運用/データ分析など様々な分野のエンジニアが数多く働いており、技術的に日々切磋琢磨しています。
私は現在、様々な大量のデータを分析するための基盤となるシステムの開発運用を行っています。私も学生時代は、皆さんと同じくICPCの参加者でした。学生の時に比べたらめっきり少なくなりましたが、今でも時間があるときは、オンラインのプログラミングコンテストに参加しています。最近コンテストに参加して思うことは、参加者や問題のレベルの高さです。年々良い結果を得るために必要なことは増えてると思いますし、皆さんもICPCやその他のコンテストために、たくさん難しい問題を解いたり、アルゴリズムの勉強をしたりと、多大な努力をされている思います。ただそこで、身につけた考え方や技術、チームメイトや他の参加者との交流は、皆さんの将来のためになるものとだと思います。
アジア地区予選も近いですが、参加される皆さんは悔いのないよう頑張ってください!
エンジニア, 田畠知弥
皆さん、こんにちは。IBMの今道です。弊社は世界12ヶ所に研究所があり、半導体からスーパーコンピュータや質疑応答システムに至るまで幅広い分野の研究が行われています。
私は現在ブラジルの研究所へ赴任中で、天然資源産業における最適化の研究を行っています。ブラジルの公用語がポルトガル語であるなど日本とは異なる社会なので戸惑うこともありますが、それも含めて楽しんで仕事をしています。写真はブラジルの研究所の同僚と撮ったもので、右端が私です。
私自身ACM-ICPCには大学生の頃に選手として参加していました。その時培ったプログラミングの技術は、仕事でデータ分析をしたりアルゴリズムを実装する際に不可欠なものとなっています。ACM-ICPCの練習は大変だと思いますが、将来皆さんの役に立つと思いますので頑張ってください。またACM-ICPCは他のチームと競い合うだけでなく、他のチームや企業の人と情報交換をするいい機会でもあります。ぜひ試合終了後の懇親会では多くの人と話をして交流を広げてみてください。
Staff Researcher, IBM Research, 今道 貴司
ACM-ICPCアジア地区予選東京大会に参加される皆さん、こんにちは。
エム・ソフトは、「画像技術」をコアとしているソフトウェア会社です。デジタルカメラやプリンタなどに関わる画像処理技術を強みとし、幅広い分野で「受託開発事業」を行っているほか、独自の技術開発により、映画業界から高い評価をいただいている「映像合成サービス」や「3D映像変換システム」、今後、産業分野への展開が見込まれる拡張現実「AR」に関するソリューション開発などの事業にも注力しています。
アットホームな雰囲気を大切にし、何でも話し相談できる関係を築くことで、ソフトウェア開発に欠かせない強いチーム力を生み出しています。
皆さんも、「ACM-ICPC」へ参加するための準備の中で、チーム力の大切さを実感したのではないでしょうか。良いチームワークを形成するためには、コミュニケーションがとても大切になってきます。これは社会に出てからも同様です。双方信頼しあえるコミュニケーションを図れてこそ、良い仕事ができます。
このコンテストを通じて、人と人との繋がりやチームワークの大切さも学べることと思います。
皆さんの大いなる健闘と活躍を期待しています。頑張ってください!
代表取締役社長 小暮恭一
ACM-ICPC参加チームのみなさん、こんにちは。ソフトフロントの佐藤です。
当社は音声や映像のリアルタイム通信のソフトウェアを開発する、技術志向の会社です。私も現役のプログラマとして、アルゴリズム検討からデバッグまで頑張っています。
ICPCに向け、皆さんが一生懸命、取り組んでいるプログラミング技術は、世の中を大きく変える可能性を秘めているはずです。基本的な考え方や技術も大切ですが、それだけではなく、「こんなものがあったら楽しい」「こうしたらもっといいのに」という想いが実際に形になった時の充実感は一言では表せません!
この世界はとても広く、学ぶことも膨大で、息詰まることもあるでしょう。しかし、今回はチーム戦です。共に学び苦労して築いた友情やチームワークは、このコンテストを終えてもかけがえのない物になるはずです。勝敗も大切ですが、皆さんが仲間と一緒に楽しみながら参加されることを期待しています!
取締役 研究開発担当 佐藤和紀