応援メッセージ | ACM-ICPC 2016 Asia Tsukuba Regional

来るACM-ICPCアジア地区つくば大会に参加するみなさまに向けて、協賛していただいた企業の方々からいただいた応援メッセージを掲載します。 (国内予選向け応援メッセージはこちら)

掲載順: 日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社, 株式会社Preferred Networks, LINE株式会社, 株式会社MUJIN, AtCoder株式会社, 株式会社フィックスターズ, 日本アイ・ビー・エム株式会社, 株式会社レコチョク，NTTコミュニケーションズ株式会社，ヤフー株式会社，株式会社ドワンゴ, 株式会社いい生活, 株式会社エム・ソフト,　グーグル株式会社

日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社

国内予選を勝ち抜き、アジア地区つくば大会に出場される皆さん、おめでとうございます！
プレッシャーや緊張もあると思いますが、当日は普段通りの力を発揮して欲しいと思います。

日本タタ・コンサルタンシー・サービシズは、タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)と三菱商事の合弁会社です。次世代型グローバルIT企業として、TCSがグローバルに展開する業界最高水準のITサービス・ソリューション・デリバリー力を活かし、日本企業の競争力強化やグローバル化の実現を支援しています。

アジア地区つくば大会から世界大会へと駒を進めれば、世界中から集まった優秀な未来のエンジニアと競い合い、交流し、自分達の技術力をさらに高める機会が待っています。

ぜひ、今回のチャレンジを通じて国内外の多くの人たちと交流し、異なる文化や考え方に触れ、自分の世界をより広げられるように頑張ってください。
時にはチーム内での衝突もあると思いますが、困難に直面した時こそチームの真価が問われます。より優れたソリューション創出のチャンスです。

この大会を通して学んだことは、勝ち負けに関係なく、必ず役に立つものと信じています。
皆さんが技術力・人間力を遺憾なく発揮して、大会をエンジョイしてくれることを願っています。

日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社　社員一同

株式会社 Preferred Networks

ACM-ICPC に参加されている皆さん、こんにちは！
Preferred Networks は「IoT 時代に向けた新しいコンピュータを創造する」「あらゆるモノに知能を持たせ、分散知能を実現する」をミッションとする企業です。現在は特に、深層学習を中心とするソフトウェア技術で、交通、製造業、バイオヘルスケアの分野に取り組んでいます。
我々はまだ数十人程度の会社ですが、技術では世界的な競争力があると確信しています。例えば、弊社の深層学習フレームワーク Chainer は内外で活発に利用されており、最新動向への追随や独自の研究開発を円滑にしています。また、7 月に開催されたロボティクスのコンテストである Amazon Picking Challenge の 1 部門において、初参加で準優勝を達成しました。ここでも弊社の技術力が発揮されていると思います。
弊社のメンバーには ACM-ICPC 経験者が数多くいます。特に、社長を含む数名のメンバーは世界大会を経験しています。そして、皆口をそろえて、ACM-ICPC への参加は、今の自分の礎としてとても重要な経験だったと言います。我々は日々、大きな課題にチームで取り組んでいます。特に、一部の難易度の高い課題では多くの試行錯誤が必要となり、解決する方法を考えプロトタイプを作成する、ということを繰り返しています。チームで大きな力を発揮する、力を合わせて難しい問題に立ち向かっていく、ということも、ACM-ICPCを経験したからこそ実現できていることの一つです。プログラミングやアルゴリズムの技術のみならず、ACM-ICPC で学んだ多くのことがこのプロセスで生きてきます。
皆さんにとっても、この ACM-ICPC への参加がかけがえのない経験になることを祈っています。そして、つくばでお会いできることを楽しみにしています！
株式会社 Preferred Networks 秋葉拓哉、楠本充、西川徹

LINE株式会社

ACM-ICPCアジア地区大会に参加される皆さん

国内予選の突破、おめでとうございます。
アジア地区大会まで残り時間も短くなってきましたが、よい結果が生まれることを祈念しております。

LINE上でのメッセージのやり取りは、1日最大200億回以上行われています。このような大量のデータを素早く効率的に処理するには、愚直な実装を行っても問題の発生は避けられません。
私たちはこの大規模サービスを効率的にかつ安定して提供するために、さまざまな技術を活用しています。中でもICPCなどのプログラミングコンテストで求められる効率的なアルゴリズムやデータ構造の知識は日々進化するサービスを支えるために役立てています。

また、ICPC は他の人と一緒にコードを書くことで、自然とコードレビューを行い、その習慣が身につく機会にもなると考えています。社内でも実際のコードとレビューコメントを使ってやり取りを行い、エンジニアの意思を可視化できるようにしています。良いコードを書き、良いサービスを作るには、コードレビューはなくてはならないものです。

※社内の様子

当日お会いできること、楽しみにしております。

LINE株式会社　上級執行役員　サービス開発担当　池邉　智洋

株式会社MUJIN

皆さん、こんにちは！MUJINの小西です！
予選を通過された皆さま、おめでとうございます！本選に向けた準備の進捗はいかがでしょうか？皆さんにとって悔いが残らない大会になることを祈っています。

MUJINは、高度なソフトウェアとロボティクス技術の組み合わせで、ロボットの「脳」と「目」にあたるロボットコントローラを開発しており、産業用ロボットの活躍場所を更に広げ、「産業の生産性向上」と人手不足/高齢化等の「社会的課題の解決」に取り組む会社です。

MUJINは、未来のエンジニアのために様々な活動を始めていまして、2月のMUJIN Programming Challenge(オンライン)や、インターンシップ受入に続き、ACM-ICPCのスポンサーをしています。MUJINで活躍するエンジニアにも、ACM-ICPCやImagineCupで活躍した社員が多く、本大会での経験は必ず今後の社会人生活に活きると思います。

産業用ロボット業界は、実は世界で約4.3兆円(このうちソフトウェア部分が2/3を占めます)の非常に大きな市場で、年率20％程度の急拡大を続けており、2020年には約10兆円の市場になることが見込まれています。特に少子高齢化により急速な労働生産人口の減少が進む日本では、MUJINが取り組む知能化による産業用ロボットの活用範囲の拡大が、経済の維持/成長のため喫緊の課題になっています。

※これは、アスクル社の物流センターで自律的に動くロボットです。従来は人間が行っていたピッキング作業を自動化するもので、世界で初めてMUJINが実用化しました。

本選のブースには、自律的に動くロボットを持って行きたいと考えています。
それでは、皆さんにお会いすることを楽しみにしています！

株式会社MUJIN　小西純也、Rosen Diankov、碓井渓、Huan Liu www.mujin.co.jp

AtCoder株式会社

コンテスタントの皆様へ

予選突破おめでとうございます。

アルゴリズムの改善はソフトウエアの性能を向上させるために、最も重要な過程だ

といっても過言ではありません。しかし、1人の人間が行う作業には限界があります。

この壁を突破するにあたって、他人とうまく強調する必要があり、これを実現する

ことで初めて生産能力を増大させることができます。私は、競技プログラミングで

得た知識、ACM/ICPCに参加することで獲得したコミュニケーション能力を駆使して、

皆様が世界中ソフトウエアを改善できると考えております。

AtCoderは世界で最も素晴らしいプログラミングコンテストの開催を目指しています。

なぜならば、世界最高のプログラミングコンテストを経験した人々が世界中の製品に

携わることで、あらゆるソフトウエアの品質が向上すると確信しているからです。

みなさまにおかれましては、アジア地区予選に向けて良い準備をなされているかと存じ上げます。

コンテスト当日、練習の成果が存分に発揮されることを心から願っております。

AtCoder株式会社取締役副社長青木謙尚

株式会社フィックスターズ

私たちFixstarsでは計算機の能力を最大化するためのアルゴリズムとアーキテクチャの研究に日々明け暮れています。
ACM-ICPCに参加する、だって？？素晴らしいですね。
この挨拶を読んでいるあなた、そう、あなたはムーアの法則の限界を破り、技術的特異点を現実のものとする未来の勇者の一人に違いありません。
私たちFixstarsのメンバーはあなたの同志です。ACM-ICPCで切磋琢磨、鍛錬を行い、一緒に頑張りましょう！

メモリ事業部
シニアエンジニア　森田
エンジニア　小松田

日本アイ・ビー・エム株式会社

アジアつくば大会に選抜された38チームのみなさん、おめでとうございます！
本番へ向けてチームでラストスパートに励んでおられることと存じます。
IBMはコンピューターやテクノロジーを使って世界をより良いものに変えて行く努力を日夜続けています。ACM-ICPCで、より良いコーディング、より効率的なアルゴリズムの開発に真摯に取り組む学生のみなさんを会社を上げて応援しています。アジアつくば大会には、過去のACM-ICPC選手で、現在IBM社内の様々な部署で活躍中の現役社員を連れて応援に参ります。
みなさんのチームが大会でご活躍されること、またコンテストへの参加を大いに楽しまれることを願っています。
つくば大会でお会いできるのを楽しみにしています。ぜひ懇親会のIBMブースへ遊びに来てください。お待ちしています。

日本アイ・ビー・エム株式会社
研究開発　ストラテジー＆オペレーションズ
Technical Vitality & University Relations
辻　智、加藤　直子、沼田　祈史

株式会社レコチョク

ACM-ICPCアジア地区大会に参加される皆さま
国内予選通過、おめでとうございます！！
アジア地区大会に向けて、準備はいかがでしょうか。
プログラミングはもちろんのこと、チームワークや問題解決力も大切なポイントとなります。
レコチョクの社内においても、ICPCのようなプログラミングコンテストで
培われるスキルが活用できる場面が多くあります。
「個人」ではなく「チーム」で戦い抜く戦場は、企業に在籍するエンジニアにも似ています。
ぜひ、ICPCで切磋琢磨する仲間を見つけ、戦いを楽んでください。
最後に、皆様が従来の実力を発揮できるとともに戦いを楽しめることができるよう応援いたします。

システム部門　一同

NTTコミュニケーションズ株式会社

国内予選を突破し、アジア地区つくば大会に出場される選手、コーチのみなさんおめでとうございます！
つくば大会まで残り1ヶ月を切り、皆さん本番に向けた準備を進めているかと思います。
ぜひ、大会本番で自分たちが満足できる結果を残せるようにぜひ頑張ってください。

我々NTTコミュニケーションズは、協賛企業としてだけではなく、会場内ネットワーク提供というかたちでも、みなさんを応援させていただくことになり、現在その準備を進めています。
私たちは、世界中に張り巡らされたネットワークやデータセンターを強みとし、世界中のお客様のシステムを管理し、また世界中で音声サービスやネットワーク、クラウドやその上で動くアプリケーションサービスを提供しています。
当社は長年ネットワークをソフトウェアで動的に制御するSDNの実現に取組んできており、現在はさらに、OCNモバイルやHTML5、IaaSやPaaSといったクラウドの分野や、ビッグデータやIoT、AIといった先進的な技術分野で、ネットワークとソフトウェアの力を使って、お客様のビジネスプロセスの革新、新たなビジネスモデルの創出にも取り組んでいます。

大会当日はクラウドやネットワークなどの分野で活躍しているエンジニアたちとみなさんの応援に伺います。
みなさんにつくばで会えるのを楽しみにしています！

NTTコミュニケーションズ株式会社
技術開発部
小倉　真人

ヤフー株式会社

ACM-ICPC アジア地区つくば大会に出場される皆様
国内予選突破おめでとうございます！

アジア地区大会が近づいてきており、日々練習に励んでいることと思います。
大会当日は緊張するかと思いますが、普段の実力を発揮できるように頑張ってください。

ACM-ICPC などのプログラミングコンテストで培った、
計算量への意識やコーナーケースを考慮する力、チームワークなどは就職後に必ず活きる場面が多くあります。
また、何かに全力で打ち込んだという経験は人生の財産になると思います。

皆様のご活躍を祈念しております。
そして、つくば大会で皆様にお会いできることを楽しみにしています。

ヤフー株式会社
システム統括本部プラットフォーム開発本部DPS部
播磨裕太

株式会社ドワンゴ

ドワンゴ競技プログラミング同好会会長の田山です。
この同好会では、プログラミングコンテストに参加したり、勉強会を開いたりするほか、ドワンゴプログラミングコンテストの運営も行っています。
ここ数年で社内の競技プログラマも増えてきて、活動は一層活発になりそうです。
ICPCは日本中・世界中の学生と競い合い、楽しみながら学習し、人脈を広げるまたとない機会です。
また、ICPCで培ったスキルが将来の仕事に直接結びつくこともありますし、そうでなくてもコンテストに打ち込んだ経験はきっと人生の糧になることでしょう。
年々競技者のレベルが上がり、地区大会の問題も難しく・面白くなってきているのを
感じます。
最後まであきらめないでコンテストを楽しんでください。Good luck & have fun!

エンジニア田山貴士

株式会社いい生活

アジア地区予選進出おめでとうございます！！
株式会社いい生活の川下です！

人は住むことをやめられません。
社会生活の基盤として、全ての人が一生付き合い続けなければならない不動産。
いい生活は、不動産業界をテクノロジーの力でオープンな世界へと変革し、社会に貢献することをビジョンとしています。

不動産業界は現代社会に渦巻くヒト・モノ・カネの情報が集約されている大変興味深い市場なのですが、まだまだIT化が進んでいない少し遅れた市場でもあります。そんな不動産業界に鋭いITのメスを入れ、膨大な情報を一元管理し、さらにそれを有効活用しようと画策しているのが当社です。
当社のような膨大な情報を取り扱う企業では、アルゴリズムやデータ構造に精通したエンジニアの存在が欠かせません。大容量のデータを取り扱うために、高速なソフトウェアを作る技術が要求されるからです。競技プログラマは効率の良いアルゴリズムやデータ構造を設計・実装する能力に優れているため、当社でも多くの競技プログラマが即戦力として活躍しています。
ICPCに参加している皆さんは、そんな未来を担うエンジニアの卵です。是非悔いのないように大会を楽しみ、多くのことを学んでください。

また、コンテスト後に開催される懇親会のいい生活ブースでは、
皆さんの健闘を労うべく
「いいエンジニア生活〇〇〇〇！」と題したイベントを開催しますので
ぜひ楽しみにしていてください！
(〇〇〇〇の内容は当日のいい生活ブースでご確認を！)

「不動産テックで世界を変える」
　株式会社いい生活
　エンジニア　川下洋輔

株式会社エム・ソフト

ACM-ICPCアジア地区予選つくば大会に参加される皆さん、こんにちは！
間近に迫った大会に向けて、きっと静かに闘志を燃やしていることと思います。
私たち「エム・ソフト」は、「画像技術」をコアに事業を展開しています。
ソフトウェア受託開発を中心に、独自に開発したソフトウェアやサービスの開発にも注力しており、最近注目を集めているＡＲやＶＲでは、観光ナビゲーションＡＲアプリ「かんぷら」や「ＶＲグラス」などをリリースし、また、高精細な映像・画像の切り抜きを実現した「Matte Maker」は、映画やテレビ映像に活用されています。
私たちは、「挑戦の精神」をキーワードに、より良いソフトウェアやサービスを世に送り出すために「挑戦」を続けています。
皆さんにとって、今回のコンテストは大きな「挑戦」だと思います。この「挑戦」を通して得られる「同じ志を持つ仲間との出会い」と「最後まで全力でやり抜いた経験」は、これからの人生の大きな財産になるはずです。
悔いの残らないように、全力でぶつかっていってください。
皆さんの健闘を願っています！

株式会社エム・ソフト　社員一同

新入社員一同、全力で応援しています。「がんばれ！」

グーグル株式会社

問題:
見事国内予選を突破し、アジア地区予選つくば大会に出場するあなたに、再びある企業から問題が与えられた。どうやら与えられた文字列の全てを部分文字列として含むような最短の文字列がメッセージになっているらしい。あなたの仕事はコンピュータを使ってメッセージを解読することである。

入力:
データセットの最初の行には、与えられる文字列の数Nが与えられる。その後に続くN行には1行に1つずつメッセージの断片が与えられる。与えられた断片の全てを部分文字列として含むような最短の文字列の中で辞書順最小のものが求めるべきメッセージである。

入力例:
12
Softw
iro_Han
nada
r_
twar
ware_E
ichir
re_Engi
e_En
Yuic
o_Hana
gineer

出力例:
Software_Engineer_Yuichiro_Hanada

入力データはこちら https://goo.gl/4frf5i
(出典: ICPC2011 アジア地区予選福岡大会問題F)