参加資格

参加資格

ACM-ICPCへの参加資格は、世界統一ルールで決まっています。参加資格ルールの正本は ACM-ICPC世界 サイト で確認して下さい。(2016/4/17補足: 世界サイトに掲載の参加資格ルールが、2016年版に更新されました。)このページは、つくば大会実行委員会の責任で、参加資格をわかりやすく説明したものです。

今年からの変更: 大学入学(高専4年次進学)が2012年度かそれ以降の選手は、選手参加資格のうち「過去のアジア地区大会への参加回数が5回未満であること」とあるうち、「アジア地区大会」に,国内予選だけの参加も含めて数えることになりました。ただし、同じ年の国内予選とアジア地区大会に出場した場合は、まとめて1回と数えます。(このページの下の方のQ&Aを参考にしてください。)

チーム (team)

チームは、選手3名 及びコーチ1名で構成しなければなりません。選手3名とコーチは、同じ大学(大学院を含む)・短期大学(専攻科を含む)・高等専門学校(専攻科を含む) に所属している必要があります。

選手 (競技者, contestant)

選手は、コンテスト参加時に以下の4つの条件をすべて満足 していなければなりません。

  1. 大学、大学院、 短期大学(専攻科を含む)、高等専門学校(4年次以上;専攻科を含む)のいずれかの学生であること。
  2. 過去のアジア地区大会への参加回数が5回未満であること(※国内予選のみの参加を含む [2016年から変更])。なお、同じ年に、国内予選、日本開催のアジア地区大会、他のアジア地区大会に参加した場合は、まとめて1回と数える。
  3. 過去の世界大会への参加回数が2回未満であること。
  4. 下記2条件の少なくとも1つを満たしていること:
    • 大学または短期大学に入学(注:複数に該当する場合はもっとも早いもの)したのが、2012年かそれ以降であること。ただし、高等専門学校生及びその卒業生の場合は4年次進級時を上記の「大学入学時」と見なす。
    • 生まれた年が1993年かそれ以降であること (注:年度ではなく年であることに注意)

コーチ (coach)

コーチは、 チームの所属大学の教職員または大学院生でなければいけません。コーチと選手を兼ねることはできません。一人で複数のチームのコーチを兼ねても構いません。(大学毎にコーチを一人に調整する必要はありません。複数のコーチがそれぞれ別のチームを担当可能です。)

監督員

国内インターネット予選の際には、監督員(試験監督とお考えください)のもとで競技を行わなければいけません。監督員は、チームの所属大学の教員でなければいけません。コーチが教員の場合、監督員を兼任しても構いません。また、一人の教員が複数のチームの監督員をしても構いません。

Q&A

Q. 複数のチームの選手は兼ねられるか?選手とコーチは兼ねられるか?
A. これらの兼任はできません。複数チームのコーチや監督員の兼任は,同一大学・学校である限り問題はありません。
Q. XXXという理由で、特別に参加資格を認めてもらえないか。
A. 教育的観点で例外が認められる可能性も残されています。詳細は、世界共通の地区大会(Regionals)ルールをご覧ください。

Extending the Period of Eligibility
A coach may petition the ICPC Eligibility Committee to extend the Period of Eligibility for a student whose full-time studies have been interrupted or extended. This includes military or civilian service, illness, work/studies, or personal reasons. The coach must demonstrate that such an extension would not provide an unfair advantage to the team. A petition will be approved routinely if the student meets the Basic Requirements and has not completed more than the equivalent of eight semesters of full-time study as of the date of the regional contest. To make such a request, the coach must petition the ICPC Eligibility Committee at least three weeks before the regional contest. The ICPC Eligibility Committee will render a decision within five days.

ICPC Eligibility Committee より許可がでましたら、つくば大会に参加登録することが可能です。

Q. 2016年からの選手参加資格の変更は、なぜそうしたのか?また、変更の影響を受けるのは誰か?
A.2015年までの日本ルールは、世界のACM/ICPCのルールと違っていました。指摘を受けて、2016年から日本ルールを世界ルールに合わせることにしました。
この変更の影響があり得るのは早生まれ(1-3月生まれ)の人だけです。従来ルールでは、早生まれの人は、大学1年から大学院修士2年までの6年間で、毎年、国内予選に参加するチャンスがありました。上記の変更により、早生まれの人も、そうでない人と同様、最大5回までとなります。早生まれの人で、従来ルールに従って6年間の計画を立てていた人は、どこか1年、不参加にする必要があります。
ただし、2011年度に大学入学(高専4年次進学)の人は、従来ルールの最後の対象者であり、この変更は適用されません。つまり、「過去のアジア地区大会参加は5回未満」の計算に、国内予選のみ参加した年は含まれません。

不明な点はつくば大会実行委員会 (ICPC2016 [at] cs.tsukuba.ac.jp) へお問い合わせ下さい。

アジア地区つくば大会 参加資格

日本国内のチームで、つくば大会に参加資格があるのは、国内予選に参加したチームのうち、選抜ルールに基づいて選抜されたチームです。

外国チームの場合は、つくば大会実行委員長が、より多くの大学から参加できること、より多くの国から参加できること、という 2点を主として考慮して選抜します。外国チームも上記の基本参加資格を満たす必要があります。