応援メッセージ

来るACM-ICPC国内予選に参加するみなさまに向けて、協賛していただいた企業の方々からいただいた応援メッセージを掲載します。

掲載順: LINE株式会社  株式会社リクルートホールディングス  株式会社Preferred Networks  株式会社ドワンゴ  ヤフー株式会社 日本IBM  株式会社フィックスターズ  株式会社MUJIN  NTTコミュニケーションズ株式会社  グーグル合同会社  株式会社レコチョク  freee株式会社  株式会社レトリバ  株式会社いい生活  日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社

 


LINE株式会社

ACM-ICPCに参加される皆さん

LINEはサービス提供している主要4カ国(日本、台湾、タイ、インドネシア)におけるMAUは1億7000万人となりました。沢山の方に普段のコミュニケーションとして利用していただき、それを支えるためには大量のデータを素早く効率的に処理する必要がありますが、愚直な実装を行っても問題の発生は避けられません。
私たちはこの大規模サービスを効率的に、かつ安定して提供するために、さまざまな技術を活用しています。中でもICPCなどのプログラミングコンテストで求められる効率的なアルゴリズムやデータ構造の知識は日々進化するサービスを支えるために役立てています。

また、ICPCは他の人と一緒にコードを書くことで、自然とコードレビューを行い、その習慣が身につく機会にもなると考えています。社内でも実際のコードとレビューコメントを使ってやり取りを行い、エンジニアの意思を可視化できるようにしています。良いコードを書き、良いサービスを作るには、コードレビューはなくてはならないものです。

 

※社内の様子

大会でよい結果が生まれることを祈念しております。
そしてつくば大会でお会いできること、楽しみにしております。

LINE株式会社 上級執行役員 サービス開発担当 池邉 智洋


株式会社リクルートホールディングス

こんにちは、Indeed Tokyo(リクルートホールディングス)ソフトウェアエンジニアの三上です。

私も、つい去年までは皆様と同じように選手としてACM-ICPCに参加していました。

Indeedでは、月間2億を超えるユニークビジター数の世界規模の求人情報検索サービスの開発を行っています。このような規模のデータを支えるサービスの開発においては、何気ないコードがボトルネックにならないよう気を使うことも多く、競技プログラミングで培った感覚が活かされる機会は多いです。Indeedには、世界大会の経験者も含めACM-ICPCの経験者が国内外問わず多数在籍しており、ソフトウェアエンジニアとして活躍しています。そのような社員の中には、現在も競技プログラミングを精力的に続けている方も多く、ランチタイムには最近参加したコンテストや、面白いアルゴリズムの問題について話し合うといったこともあります。

ACM-ICPCは世界で最も規模が大きい大会であることに加え、他のコンテストには無い性質があります。それは、多くのプログラミングコンテストが個人コンテストである一方、ACM-ICPCは3人チーム戦で、さらに使用できるコンピューターは1台であるということです。

このような性質のコンテストでは、各々の個人技能だけでなく、それを活かすチームワークも重要な鍵となってきます。このチームワークというのは思いの外難しく、それぞれの能力を活かすも殺すもチームワーク次第です。ACM-ICPCに参加する皆さんには、個人技能を高めることは当然のことながら、ぜひこのチームワークという点にも焦点を当てて練習を頑張って欲しいと思います。

OBになって思うこととして、ACM-ICPCへの参加をきっかけに広がる人脈はとてもかけがえのないものだということです。私自身、共に世界大会に出場したチームメイト達とは今でも同じオフィスで働いており、関係が続いています。皆さんが予選突破を目指し、進出しようとしているアジア地区大会は世界大会への切符を得るための大会であると同時に、アジア地区の優秀な選手が一同に集まり、競い合い、交流しあう国際大会でもあります。そのような大会に参加し競い、交流しあうことが、皆様の人生においてとても良い糧になると信じています。
まずはそのための予選突破、頑張ってください!応援しています!

最終予選は会場に応援に行きたいと思っていますので、会場でお会いできることを祈っています!

ソフトウェアエンジニア 三上和馬


株式会社Preferred Networks

エンジニアの楠本です。早いものでICPCには選手や運営のボランティアなどで関わり続けて9年近くが経ちました。選手の皆様を応援しているのは毎年のことなので、今回は弊社の事業領域の一つでもある自動運転技術について簡潔に書きたいと思います(ただし内容は一般的なもので、弊社の取組みそのものというわけではありません)。

自動運転の研究開発は割と昔からあるようですが、近年のセンサー技術の発展や深層学習などによる認識精度の向上によりその実現可能性が増し、注目が集まっています。自動運転技術が社会に与える影響が大きいことは明らかでしょう。交通事故の削減、通勤ストレスからの解放、また普及後の話になるかもしれませんが交通流の全体最適化といったことも考えられるかもしれません。

そのような技術を作るためにはどうするればよいでしょうか。自動運転技術は巨大なシステムであり、アプローチは一つではありませんが、1.センシング2.認識3.行動計画4.制御
という4つの構成要素からなる枠組みを用いたアプローチが一般的だといわれています。
最初の段階であるセンシングでは車載のセンサーから外界の情報を得ます。センサーというとカメラが有名ですが、他にも距離を高精度に測定できるライダーや、悪天候に強いミリ波レーダーなども用いられることがあります。また、世界座標を得るためにGPS情報も取得します。次の段階の認識ではセンサー情報から外界に存在する物体を検出したり、また地図情報などと照らし合わせることで現在位置の推定をより精密化します。近年の深層学習による認識技術の発展は目覚ましいものがありますが、車載の計算資源には制限があるため、製品化を考える場合には計算リソースを考慮した工夫が必要となるでしょう。行動計画では、認識結果をもとに車をどう動かすのかを決定します。ここでの判断はカーナビレベルの最短路のような大域的なものからモーションプランニングのような詳細な判断までいくつかの階層があります。安全性の担保や乗り心地の考慮が重要な課題になります。最後の制御では行動計画での判断を実際の制御値に変えるための計算を行います。

このような様々な要素技術の組み合わせによって自動運転は成り立っています。一部の難易度の高い課題では多くの試行錯誤が必要となり、解決する方法を考えプロトタイプを作成する、ということを繰り返しています。ACM-ICPCの経験で培ったアルゴリズムとコーディングの能力はこういった場面で活用されていると感じます。

上の写真は現在社内にいるプログラミングコンテスト出身者(国際情報オリンピック,
ICPCなど)を集めて撮影したものです。我々は皆様のICPC
国内予選の参加がかけがえのない経験となることを祈るとともに、つくばでお会いできることを楽しみにしています。


株式会社ドワンゴ

シェルソートの話をします。シェルソートの詳細は各自調べていただくこととして、ここでは「ギャップ列として 『{ 2^p*3^q | 2^p*3^q < N (N = 配列長) } の降順』をとったとき、シェルソートの計算量は O(N log^2(N)) になる (Pratt [1971])」ことを見ていきましょう。まず、配列の要素を k 個おきに取り出す部分列をそれぞれソートする処理を k-sort と呼ぶことにします。

* 補題1: x-sort した配列をさらに y-sort したとき、その配列は x-sorted かつ y-sorted である。
* 補題2: 2k-sorted かつ 3k-sorted である配列を k-sort するとき、その計算量は O(N) である。
* 補題2の証明: 2k-sorted かつ 3k-sorted である配列 a について、 a_i <= a_{i+2kj} および a_i <= a_{i+(2j+3)k} (j >= 0) が成り立つので、 a_i > a_{i+kj} (j > 0) を満たしうる j は 1 のみである。a の転倒数は O(N) であり、k-sort の計算量もこれに従う。

補題1, 2より、このギャップ列を使うときの k-sort は常に線形時間で済みます。このギャップ列の長さは O(log^2(N)) なので、このシェルソートの計算量は O(N log^2(N)) です。
写真はドワンゴ競技プログラミング同好会が補題1の証明を考えている様子です。競技プログラミングとアルゴリズムはいつの時代も楽しいものですね。当同好会は補題1をスマートに証明してくれるエンジニアを募集しています。
株式会社ドワンゴ 競技プログラミング同好会会長 田山

 


ヤフー株式会社

こんにちは。ヤフー株式会社 競技プログラミング同好会です。

今年もスポンサーとしてお手伝いすることができ、嬉しく思います。

ヤフーは、「課題解決エンジン」として、情報技術を使った人々や社会の課題の解決に取り組んでおります。

Eコマースやニュースなど100以上のサービスやアプリを開発・改善、月間3000万を超えるアクティブユーザーIDから得られる巨大データを扱うため、適切なアルゴリズム選択と迅速で効率的な実装ができる力はとても重要となります。

ICPCでも重要な力だと思いますし、私たちはそのような力を伸ばそうと取り組む皆さんを応援しております。

ぜひ、チームの仲間やICPCに参加するみんなと課題解決を楽しんでください!

 


日本IBM

ACM-ICPC国内予選に参加される選手の皆さん、こんにちは。

日本IBMは2017年6月17日に創立80周年を迎えました。私たちは世界中のIBMerと共にテクノロジーの力で新たな価値やイノベーションを生み出し、世界をより良いものに変えて行くため、日々努力を続けています。ACM-ICPCにチームで参加し、より良いコーディング、より効率的なアルゴリズムで世界に挑戦するみなさんを、会社を上げて応援しています。アジアつくば大会にはIBM東京ラボラトリーのたくさんの社員と共に応援に行きます。皆さんと同じように大学時代にACM-ICPCで選手として活躍したIBMersも参ります。みなさんのチームがACM-ICPC国内予選で最大限の力を発揮できるよう、そして一生に何回もはないコンテストへの挑戦を大いに楽しまれることを心から願っております。つくば大会でお会いしましょう!
 
日本IBM 
テクニカル・バイタリティー&ユニバーシティー・リレーションズ 
課長 加藤 直子


株式会社フィックスターズ

株式会社フィックスターズの佐山です。

フィックスターズでは、計算機の性能を最大限に発揮するためのソフトウェア、ハードウェア開発に取り組んでいます。
開発現場では、数多くのアルゴリズムに対する深い理解や、正確かつ高速な実装力が求められる場面が多々あります。
私は開発を進める中で、競技プログラミングに取り組んでよかったと思える場面が多々あり、
みなさまにも近い将来そう思う機会があることを確信しています。

ACM-ICPCは、高い能力を身に付ける場であると共に、同じ目標に向かって邁進する仲間と交流できる場でもあります。
私たちは、学生のうちから高い目標に向けて日々練習を重ねるみなさまを尊敬しています。
それと同時に、ACM-ICPCに参加しなかった身としては、このような素晴らしい機会を手にしていることを羨ましく思います。
コンテストでみなさまの実力が十分に発揮できることを心より願っています。

エンジニア 佐山 雄一

 


株式会社MUJIN

皆さんこんにちは!MUJINの山内です!

去年に引き続き、今年もスポンサーとして皆さんを応援することができ、嬉しく思います。準備のほうはいかがでしょうか?皆さんが全力を出し切って戦えることを心より祈っております。

MUJINは、高度なソフトウェア技術力により、産業用ロボットに「脳」と「目」を与え自律的に動作させる次世代のロボット制御システムの開発と、自律的ロボットによる生産現場の自動化を行う会社です。特に少子高齢化による労働人口の減少が進む日本では、知能化による産業用ロボットの活用範囲の拡大が、経済の維持/成長のため喫緊の課題になっております。MUJINの自律的制御システムは、ロボットを知能化しこの課題を解決するもので、弊社のソフトウェアエンジニアの書いたコードが生産や物流の現場でロボットを動かし、実際の世界で大活躍しています。

このシステムの開発には、高度な技術と優秀なソフトウェアエンジニアが不可欠です。MUJINで活躍しているエンジニアにも、皆さんのようにACM-ICPCやImagineCup、手前味噌ながらMUJIN Programming Challenge(オンラインコンテスト)で活躍した社員が多く、ACM-ICPCでの経験は必ず今後のキャリアに活きると思います。

皆さんには、本大会の優秀な未来のエンジニア達との協力や競争、交流を通じて多くの事を学んでほしいと思います。何より、ACM-ICPCを楽しんで下さい!本選でお会いできるのを楽しみにしております!

株式会社MUJIN PR&HR マネージャー 山内龍王
www.mujin.co.jp <http://www.mujin.co.jp>


NTTコミュニケーションズ株式会社

みなさん、こんにちは。NTTコミュニケーションズ小倉です。

去年に引き続きみなさんを応援させていただくことになり、大変嬉しく思っております。

NTTコミュニケーションズは、世界中に張り巡らされたネットワークやデータセンターを強みとし、世界中のお客様に音声サービスやネットワーク、クラウドやその上で動くアプリケーションサービスを提供しています。

当社は長年、強みであるネットワークをソフトウェアで動的に制御するSDN(Software Defined Network)の実現に取組んできました。

また、現在は、クラウドサービスの自社開発に加えて、ビッグデータやIoT、AI、セキュリティといった先進的な技術分野で、お客様のビジネスプロセスの革新、新たなビジネスモデルの創出に取り組んでいます。

こうした先進的な技術分野ではソフトウェアの力が重要になり、時に問題を解くために様々な知識や粘り強さが求められます。ICPCでも問題を解くために、仕様を理解し、アルゴリズムを考え、実装し、時にはバグに対し粘り強いデバッグが必要になります。

私も学生時代にICPCに参加し、そこでプログラミングや問題を解く楽しさを学びました。

今でもOSS(Open Source Software)のソースコードを読み、問題を見つけ解決するなど、ICPCで身につけた力が活かされています。

本番でみなさんが日頃培った知識や技術を活かして、活躍されることを心から応援させていただきます。

つくば大会でお会いできること、楽しみにしております!


グーグル合同会社

皆さん、ガンガン練習すれば必ず己の力となってきます。国内予選ではとても強い全国の同年代のライバル達と実装のテクニックや、問題解決の能力を競い、楽しみながらも成長していけます。ふだんから競技プログラミングをしている人も、そうでない人も、ぜひアルゴリズムを考える楽しさやプログラミングの楽しさを、この機会に改めて感じて欲しいと思います。私自身、選手・コーチとしてこの大会に参加してきた経験が大学時代の研究、そして現職に繋がっています。私が初めて大会に参加したときから長い時間を経て今、スポンサーとして、当時の自分と同じ想いを持った皆さんを応援でき感慨深いです。皆さんの努力が実を結び、輝かしい未来に繋がっていくことを心から願っています。目指せアジア地区!世界決勝!

ねこ大好き。????
Software Engineer, 井上祐馬

 

 


株式会社レコチョク

こんにちは。レコチョクの松嶋です。

皆さんにとって音楽はどんな存在ですか?
私は、様々なエンターテイメントを楽しむことができる現代において
音楽はたった数十秒で人の感情を動かすことができる唯一のツールだと思っています。
弊社はそんな音楽の素晴らしさを、より多くの人に届けるために活動しています。

単に音楽配信をする会社ではなく、最近ではアーティストがつくりたいもの、ファンがアーティスト
としたいことを実現するためのプラットフォームWIZY(https://wizy.jp/)などを運営しています。
興味のある方は、レコチョクが立ち上げたサービスを是非使ってみてください。

さて今回、ICPCのような素晴らしい場で微力ではありますが、レコチョクも貢献
できることをとてもうれしく思っています。

大会中行き詰ることもあると思いますが、その時は音楽を聴いて気持ちを切り替えてみて
はいかがでしょうか?

それでは、皆様のご活躍をお祈りいたします。

株式会社レコチョク
事業システム部長  松嶋 陽太

 


freee株式会社

ACM-ICPCに参加される皆さん

こんにちは、freee株式会社CTOの横路です。
freeeにはACM-ICPCのアジア大会に入賞経験があるメンバーが在籍するなど、アルゴリズム・コーディングへの深い洞察を持つエンジニアが多く活躍しています。技術的な高い知見に基づいて、ユーザーの課題を本質的に解決できるサービス作りを目指し、様々な技術的強みを持つチームが、切磋琢磨しながら開発にあたっています。

freeeは「スモールビジネスに携わるすべての人が創造的な活動にフォーカスできるよう」をビジョンに持ち、中小企業の方々がそれぞれの事業に持つ夢や思いを実現できるよう、彼らの可能性を広げるためのテクノロジーを開発しています。
機械学習などの最新の技術を取り入れたクラウド型の会計ソフト・人事労務ソフトによって面倒な作業を効率化し、中小企業の方々が本当にやりたいことに集中できる環境を生み出す他、それらサービスを通じてお預かりしている「会計・人事」という企業活動の根幹に関わるデータを活用することで、よりよい経営上の意思決定に繋がるサポートができるようにしています。

皆さんがACM-ICPCのコンテストに向けて技術やチームワークを高めていらっしゃるご経験は、まさにサービスを開発する上で必要なものであり、今後のキャリアにとても活きるものだと思います。皆さんが、つくばの予選大会で力を発揮されることを、精一杯サポートさせていただきます。がんばってください!

freee株式会社
CTO 横路 隆


株式会社レトリバ

ACM-ICPCに参加される皆様こんにちは。株式会社レトリバの西鳥羽です。学部生時代に2回ほど参加していました。国内予選も勝ち抜けませんでしたが、それでも参加してよかったと思っています。
その当時と比べてもこの大会はかなりハイレベルな戦いになり、皆さんもものすごく練習を行われたかと思います。ぜひその力を出し切って頑張ってください。皆さんの健闘をお祈りしています。
弊社は自然言語処理、音声認識、情報検索を用いて企業向けのソフトウェアを開発していますが、日々効率的なアルゴリズムの実装やピアレビュー、デバッグなどの機会は現れてきますので皆さんが培われた力は将来発揮される場はございます。実際、私の他にもACM-ICPC経験者はおり、問題に対する考察力やプログラムを速く正確に実装する力はソフトウェアの製品開発に役立っています。
私やほかのメンバーもプログラミングやアルゴリズムの話が大好きであり、皆さんとつくばでお会いできることを楽しみにしています。

株式会社レトリバ
取締役リサーチャー 西鳥羽 二郎


株式会社いい生活

こんにちは!いい生活 競プロ部の越智です。
当社はIT化が遅れていた不動産業界をテクノロジーの力でオープンな世界へと変革し、より多くの「いい生活」を実現することを目指しています。
突然ですが、私はICPCに出場したことがありません。何故か。それは、競プロにどっぷりハマったのが修士になってからだったためです。競技プログラマなら誰もが感じたことがあるであろう「もう少し早く始めていれば…」というやつですね。(なので、私からは気の利いたアドバイスができません。)
一方、本大会にエントリーされた皆さんは、幸運にもICPCに出られる時期に競プロと出会い、また共に戦う仲間にも出会うことができました。心の底から羨ましいです。ぜひその幸運をふいにせず、全身全霊をもって大会に臨んでもらえればと思います。
それでは、一人でも多くの選手が、持てる最大限のパフォーマンスを発揮できることを祈っております。
株式会社いい生活
コンシューマアプリ開発部
越智来人


日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社

みなさん、こんにちは!
日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ(日本TCS)です。

グローバルに展開するタタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、ITサービス、コンサルティング、ビジネスソリューションの大手企業です。複雑化するIT環境をシンプル化し、さらに進化させることで、お客様のビジネス変革をサポートしています。
130国籍からなる約39万人の従業員が世界45カ国で事業を展開しており、世界有数のブランド評価会社であるブランドファイナンス社は、2012年からTCSをITサービスブランドのビッグ4に位置付けています。2017年は3位にランクインしました。

そして日本TCSは、TCSと日本有数の総合商社である三菱商事の合弁会社であり、業界最高水準のITサービス、ビジネスソリューション、デリバリー力、そして日本市場に関する豊富な知見を駆使し、日本企業のグローバル化とビジネス変革を支援しています。私たちは日本企業にとって「Gateway to Globalization――業種やビジネスの拠点を問わず、競争力を高めるパートナー」、そして「Catalyst for IT-led Business Innovation――ITやデジタル技術を駆使し、ビジネス変革を加速するパートナー」であることを目指しています。

TCSは、様々な業界のグローバル企業をIT面で支援しており、世界各地の拠点にはトップクラスのエンジニアが数多く在籍しています。社内外を問わず、未来を担うエンジニアの育成に対しても積極的に取り組んでおり、本大会もその一環として協賛しています。昨年に引き続き、今年もACM-ICPCのスポンサーとして、みなさんの挑戦を応援することができ、とても光栄に思います。
また、TCS主催のプログラミングコンテストとして、日本を含む世界各国の工学および科学分野の大学生がコーディングの楽しさを経験し、プログラミングスキルを磨くことを目的とした「TCS CodeVita」を2012年から開催しています。ぜひこちらもチェックしていただければ幸いです。

ACM-ICPCは、3人で1台のパソコンを囲むチーム戦です。
時間もリソースも制限があり、焦りやストレスなどから時には思うように問題を解決できない場面に直面することもあるかもしれません。そんな時こそ、優れた連携で一人ひとりが自身の限界を突破し、相乗効果を発揮して、目の前の難問を乗り越えていってください。コンテストの最中にも成長を遂げながら、全国から集う強豪たちとのハイレベルな戦いを楽しんでもらえたら、これほど嬉しいことはありません。

それでは、本選でお会いしましょう!