監督員の役割

ACM-ICPC国内インターネット予選では、各会場で、当該大学・学校の教員の方に、競技の公正な実施を確保するために監督員をお願いしております。

事前準備

会場の確保(所属大学・学校内)
インターネットに接続されたPCが1チームに1台必要になります.また、本を広げたり紙と鉛筆で考えたりチーム内で相談できるよう,ある程度スペースにゆとりを持たせた配置をお勧めしています.
このほか、会場全体で1~数台のプリンタが必要になります。
ルールの伝達
選手全員に競技ルールをお伝え下さい.国内予選を実施する上で、ご質問などありましたら,実行委員会までお問い合わせください.

当日の監督員

選手が競技ルールを守って競技を行うよう監督してください。また、競技遂行にあたって選手から審判団あてに連絡する必要があるときは(選手は、メール送信を禁止されているので)監督員の方が、仲介してください。

特に注意を要するのは以下の点です。

  • 計算機に、プログラム解答例(典型的な問題で使いそうな関数等)その他の資料を、事前インストールしていない.
  • 競技中に、自チームの選手および監督員以外の人と会話していない.(口頭,チャット,その他すべての通信手段によるものを含む.)
  • 電子メールの送受信はしていない.
  • 監督員に、問題の内容や英文の解釈について質問していない.
  • 出題用ページ以外のウェブページを参照したり,ftp 等で他計算機にアクセスしたりしていない.
  • USBメモリなどの媒体を持ち込んで,計算機に読み込んでいない.
  • 電卓や電子辞書を使用していない.(注:紙媒体の辞書は使用可能です.)
  • 1つのチームが、複数の計算機や複数のキーボード,マウスを使用していない.またその他の入力装置も使用していない.
  • プログラム自動生成ツール(yacc, lex 等)を使用していない.

国内予選の後に

競技が終了次第、競技実行に問題がなかったという連絡を、実行委員会あてにしていただくようお願いします。この連絡の手段、締切り日時については別途ご連絡します。監督員の方からのこのご連絡をいただいた後に、順位が確定します。

なお、競技中に問題があった場合は、上記報告期限にかかわらず、できるだけ早く実行委員会あてにご連絡いただきますようお願い致します。